熊本・八代産 〜塩トマトは海からの贈りもの〜

Shio Tomatoes

熊本県の宇土・八代地域では、およそ50軒の農家が塩トマトを栽培している。 塩トマトは、干拓地でできるトマト。海からの塩分を豊富に含み、ミネラルなどが豊富だ。 この地域では、60年ほど前からトマトの栽培が始まったが、以前は塩害を受けたできそこないとして、農家は自家用として食べたり、廃棄したりしていた。 しかし産地の努力もあって、次第にその美味しさが全国に広がるようになり、今では普通のトマトの10倍もの値がつくようになった。

塩トマト独自の品種はなく、農家が植えつけるのは一般的なトマト。植えつける土壌によって、塩トマトができるのだ。まさに自然からの贈りものだ。 栽培農家の澤村輝彦さんは、有機栽培で塩トマトをつくっている。 早春にはクレソンを摘みにいき、微生物の発酵を促す黒砂糖とともに漬け込み、肥料をつくる。 クレソンのほか、あけび、たけのこなども材料になる。どれも地元でとれた旬のものばかり。堆肥も、土作りも、自然の持つ力を最大限に活かした方法だ。 自然を敬う農業。

それは、海からの贈りもの、トマトが教えてくれたことだ。

   
DATETIME (Universal Time Coordinated)
September 22, Thursday23:30-24:00
September 23, Friday5:30-6:00, 12:30-13:00, 17:30-18:00
   

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